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ビデオスイッチャー(ATEM Mini、ROLANDなど)にカメラアプリ"LM-Cam"の映像を読み込む方法。

更新日:2021年12月9日

NDIカメラアプリ"LM-Cam"はWifiを使用して、ブロードキャストソフトに映像入力するアプリケーションとなっていますが、ちょっと変わった使い方として映像をビデオスイッチャー(ATEM Mini、ROLANDなど)に入力をする方法を紹介いたします。


この方法を利用すると、すでにビデオスイッチャーを導入している方は、オプションとしてスマホ映像を入力することが可能となります。


NDIスマートフォンアプリ"LM-Cam"



[用意するもの]

・iPhone 11以降

・アプリ"LM-Cam" ・パソコン(OBSなどのブロードキャストソフトを利用できるパソコン)

※パソコンのSpecが低い場合などは映像出力の際に、ノイズや遅延が見られる場合がございます。

・HDMIケーブル

・Wifi(パソコンとLM-Camが同じWifiにつながっている必要があります)

※Wifiをネットワークに繋がずともWifiとパソコン間をLANで結ぶことによって接続が可能となります。



[環境構成]


1.ブロードキャストソフトを立ち上げ、スマホアプリ"LM-Cam"を読み込み。

LM-Camの映像を映し出すだけなら、Wifi Apをネットワークに接続する必要がなく、Wifi Apとパソコン間をLANでつなぐだけでブロードキャストソフト(OBSなど)で読み込むことが可能となります。


※iPhoneでLM-Camを利用する際、必ず"Bluetooth"をお切りください。

LM-Camの場合[Video Encoding]を"HEVC"にすることにより、Full NDI(100M)と比べ、最大約1/10の伝送量で同画質の映像を送出することが可能なので、ネットワーク帯域が低い環境でも快適に利用することができます。HEVCの場合は10M設定でFull NDIと同等となります。

設定:LM-Cam:Menu → NDI → Video Encoding



2.パソコンのOBSに入力されたLM-Camの映像をフルディスプレイにし、パソコンの映像をHDMI経由でビデオスイッチャーに接続します。


上記構成でLM-Camの映像をHDMI経由でビデオスイッチャーに組み込むことが可能となります。現状の映像をよりリッチにしたいといった場合など、是非ご活用ください。


今回ご紹介した方法は、必ずしも映像間の同期を保証するものではございません。実際に使用する際は必ず検証を行ったうえお試しください。


NDIスマートフォンアプリ"LM-Cam"

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