【企業・個人向け】ビデオカメラ・スイッチャー不要!簡単手軽に"費用をかけず高画質でライブ配信"を行う方法(OBS)
企業・個人でライブ配信をする際に、『どんな機材を揃えればよいのかわからない』『極力費用をかけたくない』という問題が起きることがあります。 いままでライブ配信というと、ビデオカメラ・スイッチャーなどの機材が必要となり保管する際に場所を取り、面倒なケーブルの引き回しも必要でした。 今回こちらで紹介する方法では、スマホとPC、ネットワーク環境があれば 簡単手軽かつ高画質でライブ配信 を行う方法をご紹介いたします。是非お試しください。 【利用イメージ】 【ライブ配信で用意するもの】 ・OBS Studio(パソコン無料ソフト) →パソコンのソフトウェアでスマホ映像を読み込むことができます。 ・iPhone 11以降 ・スマホアプリ"LM-Cam" ・ネットワーク環境(Wifi ネットワーク帯域 100M推奨) ・パソコン(win、mac) ① OBS Studio設定 1.パソコンのOSにあったOBS Studioをダウンロードします。 https://obsproject.com/ja/download
※2022年9月13日現在、OBS Studio ver.28〜ですとNDI Pluginが利用できないので、ver.27.2.4をご利用ください。 https://github.com/obsproject/obs-studio/releases/tag/27.2.4 2.パソコンに"NDI Plugin"をインストールします。 https://github.com/Palakis/obs-ndi/releases ↑"Asset"から対応OSにあったpluginをダウンロードしてインストールをしてください。 ※windowsの場合"obs-ndi-XXX-Windows-Installer.exe"をダウンロードください。 ② スマホアプリ"LM-Cam"をインストール iPhone 11以降 にスマホアプリ"LM-Cam"をインストール https://lm-cam.net/ ※基本無料で使用することができますが、有料機能のHX2(H.264 / HEVC)を利用するとFull NDIと比べ、最大約1/10の伝送量で同画質の映像を送出することが可能です ③ OBSでLM-Camの映像を入力 1.スマホアプリ"LM-Cam"を起動し「赤いボタン」をタップして送出を開始。 ※映像送出時にOBSとLM-Camは、同じネットワーク内で送出する必要があります。 2.OBSを起動し"シーン"→"ソース"を追加して「NDI Source」を選択。 ※"NDI Plugin"を正しくパソコンにインストールできていない場合、「NDI Source」は表示されません。 3.NDI Sourceプロパティ内にある「Source name」からLM-Camの映像を選択。 Latency modeを"Low"に設定 し、OKを押すと映像が映し出されます。 ※LM-Camの映像は同じNetwork環境でないと「Source name」には表示されませんのでご注意ください。 LM-Camの場合[Video Encoding]を"HEVC"にすることにより、Full NDI(100M)と比べ、 最大約1/10の伝送量で同画質の映像を送出することが可能 なので、ネットワーク帯域が低い環境でも快適に利用することができます。HEVCの場合は10M設定でFull NDIと同等となります。 ※LM-Cam設定:Menu → NDI → Video Encoding 4.iPhone(11以降)が複数台ある場合は、同様の手順でカメラの台数を増やすことが可能です。 ④OBSを利用してYouTubeで配信 1.YouTubeでライブ配信を行う際、"ストリームURL"と"ストリームキー"が発行されます。 2.OBSのメニュー(右下)から「設定」を押すと配信先を入力することができますので、発行されたストリームURLとストリームキーを入力します。 3.ライブ配信開始 すべての入力が完了したら、メニュー右下にある「配信開始」を押すとYouTubeへ配信が完了となります。 カメラ、スイッチャーなどの機材を購入せずとも手軽にできるライブ配信の方法をご紹介しました。※ネットワーク環境やパソコンのスペック次第では、うまく配信できない可能性がございますので、予めご了承ください。 今回紹介したものはYouTubeでの配信方法でしたが、ツイキャス、ニコニコ動画など他のサイトでも配信することが可能となります。 NDIスマートフォンアプリ"LM-Cam" https://lm-cam.net/
企業・個人でライブ配信をする際に、『どんな機材を揃えればよいのかわからない』『極力費用をかけたくない』という問題が起きることがあります。 いままでライブ配信というと、ビデオカメラ・スイッチャーなどの機材が必要となり保管する際に場所を取り、面倒なケーブルの引き回しも必要でした...