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屋外からでもTailscale(無料)で安全・高速にLM-Cam SRT映像をvMix/OBSへキャリア通信で伝送 ポートフォワーディング設定不要!

クラウドを介さずに安全・簡単にLM-CamのSRTと配信PCをつなぐ手段として、Tailscale+SRTの組み合わせをご紹介します。 Tailscaleを使ったSRT配信は、NAT越えやポートフォワーディング設定不要で、簡単にプライベートネットワークを構築できるのが最大のメリットです。 本記事では、LM-Cam(ライブストリーミング対応カメラ)からvMix(ライブ配信ソフト)への映像伝送を、Tailscaleでプライベートネットワーク化し、SRTプロトコルで安定送信するまでの具体的手順をまとめます。 こちらを利用すれば、外出先からでも安定した映像を送信することができます。 1. Tailscaleアカウント登録 1-1.公式サイト( https://tailscale.com/ )にアクセスし、「Get Started」をクリック。 1-2.Google/GitHub/Microsoftアカウントなどで。 2. スマートフォンにTailscaleインストール LM-Cam が入ったアプリにTailscaleをインストールします。 1-1.Tailscaleアプリをインストール https://apps.apple.com/jp/app/tailscale/id1470499037 1-2.スマートフォンからアカウントにログインを行います。 1-3.アプリからTailscaleをアクティブにします。 3.配信PC側(Windows/macOS) 3-1.Tailscale公式サイトからWindows用/macOS用インストーラをダウンロード。 https://tailscale.com/download 3-2.インストール後、同じアカウントでログインして、TailscaleをActiveな状態にします。 3-3.Machine Nameを「vMix-PC」or 「OBS」などに変更しておくと管理しやすいです。 4. ネットワーク確認 4-1.Tailscale管理コンソール上で「LM-Cam」「vMix-PC」の両ノードがActiveになっているかチェック。Activeになってるものは「Connected」と表示されます。 4-2.各ノードに払い出されたTailscale Address[IP](100.x.x.x形式)をメモしておきましょう ※LM-Camの場合はiPhoneのIP、パソコンのIPを保存ください。 5. LM-CamのSRT送信設定 5-1. LM-Camのメニューから配信プロトコルを「SRT」。 5-2. 送信先IP欄に、vMix-PCのTailscale Address (IP)を入力(例:100.101.102.103)。 5-3. ポート番号はデフォルトの2088を利用するか、任意の空きポートを指定(例:6000)。 5-4. モードを「Caller」or「Listener」に設定し、Key/Passphrase(暗号化用)を必要に応じて設定。 ※SRTの設定に関しては こちら をご確認ください。 5-5. 保存してストリームを開始。 6a. vMix側のSRT受信設定 6a-1. vMixを起動し、画面左上の「追加」→「ストリーム/ビデオ入力」→「SRT」を選択。 6a-2. LM-CamのSRTがCallerの場合:vMixを「Listener」に設定し、Hostnameは設定無用、PortをLM-Camと合わせる(例:6000)。 6a-3. LM-CamのSRTがListenerの場合:LM-Camに設定されたTailscale AddressのIP(例:100.101.102.103)をHostnameに設定し、PortをLM-Camをあわせる(例:6000) 6a-4. PassphraseをLM-Camと同じものに設定。※なければ無記入でOK 6a-5.「OK」を押すと待ち受け状態に入り、LM-Camから接続が来ると映像が表示されます。 6b. OBS側のSRT受信設定 6b-1. OBSを起動し、「シーン」のソースから「メディアソース」を追加。 6b-2. ローカルファイルのチェックを外し「入力」に以下のように入力。 OBSメディアソースの「入力」設定方法※LM-CamがListenerの場合 例: IP:00.000.00(LM-CamにつながっているIP) ポート番号:6000 srt://00.000.00:6000/?mode=caller ↑OBS メディアソース内の「入力」に設定します。 6b-3. PassphraseをLM-Camと同じものに設定。※なければ無記入でOK 6b-4.「OK」を押すと待ち受け状態に入り、LM-Camから接続が来ると映像が表示されます。 まとめ LM-CamとvMix / OBSを同じTailnet内に置き、SRTで映像を伝送すれば、セキュアかつ安定したライブ配信が実現します。初期設定こそやや多めですが、一度組んでしまえば以降はワンボタンで接続できるので、現場運用の手間を大幅に削減できるでしょう。ぜひお試しください!

屋外からでもTailscale(無料)で安全・高速にLM-Cam SRT映像をvMix/OBSへキャリア通信で伝送 ポートフォワーディング設定不要!

クラウドを介さずに安全・簡単にLM-CamのSRTと配信PCをつなぐ手段として、Tailscale+SRTの組み合わせをご紹介します。 Tailscaleを使ったSRT配信は、NAT越えやポートフォワーディング設定不要で、簡単にプライベートネットワークを構築できるのが最大の...

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